ネクストマルニプロジェクト委員会+デザイントープ
1928年からもう79年にわたって木製家具を製造販売してきたマルニはこれまでの事業の考え方を一新した新しい家具事業を始めることになりました。その商品として、「椅子のデザイン」を募集します。
http://www.nextmaruni.com/


 
 


 
入選発表


グランプリ
すみい てつ / TS22

入選
Daniel Sousa / G Lounge


<グランプリ受賞の感想>
すみい てつ(作品名:TS22)

この度は、ネクストマルニ国際デザインコンペティション:課題「ラウンジチェアー」においてグランプリという大きな賞を私の作品に戴いたこと大変嬉しく光栄に思っております。このラウンジチェアーはリラックスするための道具として、機能と構造を自然に必然的な成り立ちを組み合わせることによって出来上がりました。結果として特に装飾的な施しを行わずに見た目の派手さやディティールが主張されることのないフォルムが生まれたと思っています。

私の作品を評価していただき、偉大なデザイナー達と同じ場でデザインを発表するという非常に大きな機会を下さったアルベルト・メダ氏とネクストマルニのスタッフの方々に深く感謝申し上げます。

そして、一つのデザインを長く作り続けていくというネクストマルニプロジェクトのモノ作りに関われるという喜びは大きく、今後の私の活動にもこの経験を生かしていきたいと思います。

本当に有難うございました。

<プロフィール>

1971年 東京生まれ。
1994年 武蔵野美術大学卒業。
2006年 現在デザイナーとして活動。


<講評>

「イージーチェアとテーブル」を選んだ理由は、構造のシンプルさと見た目の軽やかさです。

背と座の考えられた切り込みによりバネ性が生まれ、強度も保たれています。そして、これらの要素により快適な座り心地となっていいます。わたしはこの作品が好きです。シンプルなモノ、うるさくないモノに囲まれて生活したいと思っているからです。他にも、構造の問題や、コストの問題、量産に向かなかったりと、賞に選ばれなかった多くの優れた作品がありました。

「選ぶ」ということは、いつもとても大変です。

わたしは、どの作品にも敬意評します。その結論に至るまでの難しさや、物事に付随する複雑なことを解決することが、どんなに困難だということを知っているからです。このコンペに参加してくださってありがとうございました。

審査員 アルベルト・メダ